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2024.12.10

硬いバンカーと柔らかいバンカーの打ち方

今回は、硬いバンカーと柔らかいバンカーの打ち方を説明いたします。


皆様からよくお聞きするのが、「硬いバンカーはどうやって打つの?」「手前でバウンドしてトップしちゃったよ」という声が多いように思います。柔らかいバンカーよりもなぜか硬いバンカーの方が多いのです。
まずは硬いほうのバンカーの打ち方からお教えいたします。

1.硬いバンカーの打ち方


雨が降った後や、もともと砂の少ないバンカーは硬いケースが多いです。

また、グリーンの奥側にあるバンカーなどはカチカチになってるケースが多いです。

よく手前を打ってしまい、そのはずみでトップしてとんでもないところへ飛んでいくケースがありますよね?

でも硬いバンカーと言うのは、コツを知っていれば意外に出すこと自体は簡単なんです。
皆さんバンカーと言うと、全部フェースを開いて打っている人多くないですか?

この場合は非常にトップしやすくミスをするケースが多いんです。
フェースを開いてクラブを下ろすとクラブにはバンスというのがあって、そのバンスが硬い砂に当たり跳ねてしまい、トップと言う現象が起きます。

それは当然と言えば当然なのです。
もともとバンスと言うのは、砂にのめり込まないように設計されているので、バンスを使って打つ、あるいはフェイスを開いて打つと言うのは硬いバンカーにとっては有効な手段とは言えません。
なので硬いバンカーはとにかくフェイスを開かないで打つ、というのが原則です。
スタンスは開かずに、フェイスも開かずに打ちます。
打ち方もしっかりと地面に打ち込む打ち込むことが必要になります。そしてフォロースルーは取らないのが基本です。
フォロースルーを取るとトップしてしまうことが多くなります。

また硬いバンカーは力は入れません。ヘッドが入るだけの力があればOKです。

2.続きまして、柔らかいバンカーの打ち方を教えいたします。


まず足場を固めながら硬さを確認します。よく見ると思いますが、両足をグリグリと砂にうずめていきます。
そして足場をしっかりと認めます。
硬いバンカーとは逆にスタンスを開いていきます。クラブのフェイスもしっかり開いていきます。ボール位置は右足の前に来るようにスタンスを取ります。
開けば開くほどバンスが効き、高いボール、飛ばないボールを打ちたいときほど開きますます。
そうするとクラブが砂に潜り込まずに滑っていきます。
それと距離が出ないので大きく振ることが大事です。フォロースルーはしっかり取りましょう。


今回はバンカーについての打ち方の説明をいたしました。
柔らかい場合はフェイスを開くこと、フォロースルーを大きく取る。
硬い場合はフェイスを閉じること。硬いバンカーはフォローを取らずにヘッドを打ち込むイメージで。


実際にコースに行ったときにバンカーに入ったら足でよく感じ取ってください。

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