2025.07.31
ボールが地面にある状態から綺麗に打つためには、「ダウンブロー」と呼ばれる軌道で打つ必要があります。
ダウンブローとは、クラブヘッドがボールに当たった後に地面に潜り込み、ボールの先で芝が削れていくような軌道のことを指します。つまり、クラブが最も下に降りる「最下点」の位置が、ボールの位置よりも左足側にくる形です。
一方で、多くのアマチュアゴルファーはこの逆、いわゆる「すくい打ち」になってしまいがちです。これはクラブがボールの手前で地面に当たりやすくなり、ダフリの原因になります。あるいは、左ひじが引けてしまってトップしてしまうミスも起こります。
このようにダフリやトップといったミスが頻発する方は、ぜひこの記事を最後まで読み、後半で紹介する練習法を参考にして、明日からの練習に取り入れてみてください。
なぜ「すくい打ち」のような軌道になってしまうのか? その大きな原因は、体重移動が不十分だからです。
構えた時の重心は体の中心ですが、バックスイングでは右足側へ移動し、インパクト時には左足へ8割〜9割の体重が移るのが理想的です。そしてフィニッシュでは、90%以上の体重が左足に乗っている状態になります。
しかし、多くのアマチュアはこの左への体重移動ができておらず、クラブが最下点を迎える前にボールを打ってしまいます。その結果、ダウンブローではなく、すくい打ちや手打ちになってしまうのです。
ダウンブローを実現しようとして、腕の力だけで地面を叩きつけようとする方がいますが、これは誤りです。
正しいダウンブローは、体重が左足にしっかり移動することで自然とクラブの最下点が左側にずれることで成立します。無理に手だけでクラブを前に出しても、正しい軌道にはなりませんし、再現性も低くなります。
おすすめの練習方法が「右足1歩前ドリル」です。
通常のスイング後、右足はつま先立ちになります。
このドリルでは、インパクト後に右足を1歩前に踏み出すようにスイングします。
正しく体重移動できている方は、自然と右足が前に出るはずです。
このドリルでスイングすると「体がブレているように感じる」と言う方がいますが、多くの場合、それはこれまで体重移動が足りなかった証拠です。
コースでよく見かけるプロのように、打ったあとに歩いていけるくらいのスイングを目指しても構いません。それくらい体を大きく使って、しっかり体重を左に移動させることが大切です。
右足を1歩前に出すのが安定してできるようになったら、次は「右足を左足の横まで引きずって止まる」練習に進みましょう。
これはスイング中にしっかり体重が左足に乗っていなければできません。実際にプロゴルファーの中にもこのように打つ選手がいます。
アイアンで飛距離が出ない、ミスが多いという方の多くは、体重移動ができておらず、ハンドファーストのインパクトが作れない状態です。
この「右足前ドリル」や「引きずりフィニッシュドリル」を行うことで、正しい体重移動を習得し、自然なダウンブローで打てるようになります。
しっかりと体重移動が身についた後は、最終的に右足を前に出さず、つま先立ちで残る美しいフィニッシュを目指しましょう。
順番を間違えずに、段階的に習得していくことが大切です。
この練習法を繰り返すことで、地面からのアイアンショットが驚くほど安定するようになるはずです。
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