ドライバーが飛んで曲がらなくなる練習法

はじめに

今回は、ドライバーの飛距離が伸びて曲がらなくなる練習方法をご紹介します。

この練習は普段の練習としてはもちろん、試合のスタート前にも基準として行っている大切なメニューです。私自身、これが上手く打てないときは「今日はドライバーの調子が悪いな」と感じるほど、大事にしている練習法なので、ぜひ皆さんにも取り入れていただきたいと思います。

練習に使うのは3番ウッド

この練習方法では、ドライバーではなく3番ウッドを使います。

打ち方はドライバーとまったく同じですが、ヘッドの大きさが違います。3番ウッドの方が小さく、打点の面積が狭いため、より難易度が高いクラブになります。

しかし、逆に言えばこの難しいクラブで上手く打てるようになれば、ドライバーのミート率や方向性が大幅に改善されるのです。

練習方法の手順

1. ティーアップの高さはドライバーと同じに設定します。
2. ドライバーは一旦バッグにしまって、3番ウッドでボールを打ちます。
3. この練習は必ず周囲の安全を確認して行ってください。ヘッドが小さいため、ミスショットでボールの下に潜ることもあります。
4. ボールだけをしっかりと打ち抜くことを意識しましょう。

この練習によって、打点位置が安定し、ミート率が向上します。それにより、ドライバーの飛距離アップと方向性の安定が期待できます。

構え方のポイント

構えはドライバーと同様ですが、

• ヘッドはマットにつけず、ボールの高さに浮かせて構えることが重要です。
• マットにつけてしまうと打つ時にヘッドが浮いてしまい、ミスショットにつながります。
• 浮かせたまま構えて、そのままスイングします。

この練習法の効果

この練習法の一番のポイントは、スイートスポットに正確に当てる感覚を養えることです。

ドライバーはヘッドが大きいため、多少ズレても飛んでしまいますが、3番ウッドではそうはいきません。そのため、

• ヒットポイントの再現性
• スイングの正確性
• ミート率の向上 といった効果が得られます。

最初は素振りだけでもOKです。慣れてきたら実際にボールを打ってみましょう。

ジュニアにもおすすめ

この練習は、ジュニアゴルファーにも非常に効果的です。打点感覚が磨かれ、感覚も研ぎ澄まされてきます。

また、ドライバーでどこに当たっているのか分かりにくい場合も、この練習をすることで当たりの感覚をつかみやすくなります。

まとめ

• クラブは3番ウッドを使用
• ティーアップの高さはドライバーと同じ
• ヘッドは浮かせて構える
• 打点の再現性と正確性を養う

今回は、ドライバーが飛んで曲がらなくなる練習法をご紹介しました。

この練習を行った後にドライバーを打つと、打点が安定し、方向性も飛距離も改善されます。

本当に効果のある練習法なので、ぜひ安全に気を付けながら挑戦してみてください。

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