ゴルフカートでのマナー
最近では歩きのラウンドのほうが珍しく、ゴルフカートを使用することが一般的です。
初心者ゴルファーにとっては、どこに座れば良いのか? カートを動かしても良いのか? など、迷う点が多いですよね。
ゴルフカートについてのルールやマナーは、明確に定められていません。
そのため、同伴者全員が気持ち良く回れるように、行いに気を付ける程度で良いでしょう。
例えばキャディ付きプレーの場合は前に2人、後ろに3人と、カートに5人が座ることになります。
目上の人に一番広い座席である運転席の横に座ってもらう、プレーの進行に応じてカートを適宜動かすなどが、気持ち良い行いに当たるでしょう。
ただし初心者の場合は、まだ全体の動きを見ることも難しいと思いますので、カートの移動には触れず、カートをどのタイミングでどのように動かしているのか、キャディさんや同伴者から学ぶことから始めると良いですね。
座席の位置は、特に決まっているわけではないのですが、キャディバッグの位置によって座席を決めておくと導線が絡まらずに便利です。
具体的には、キャディバッグの位置が左の人から順番に前席左、後席左、後席右、前席右(キャディ付きプレーの場合は、後席左、後席中、後席右、前席右)となります。
また、セルフプレーの場合、一番遠くにショットを放った人がカートを運転するようにすると、その人が最後にカートを降りるため、プレーがスムーズになります。
上記はあくまで一例で、たとえば後席に3人乗る必要がある場合は体の細い人に後席に座ってもらう、カートに搭載されているGPSマップやスコア登録機能などを使う場合は目下の人が前席右に座るなど、臨機応変に対応してください。