ゴルフクラブの番手によってはアドレスの取り方を少し変えることが重要です。番手ごとに最適なアドレスを取ることで、各クラブの特性を最大限に活かし、正確なショットを打つことができます。以下に、ウッド、アイアン、ウェッジの番手別アドレスのポイントをまとめます。
ウッド(ドライバーなど)ですが、スタンスの幅は肩幅より広めに取ります。ドライバーの場合は特に広めに取ることが多い。ボールの位置は左足のかかと内側にボールをセット。これにより、インパクト時にクラブヘッドが最下点を過ぎて上昇し始めるタイミングでボールを捉えやすくなる。体重の分配ですが、アドレス時は50:50のバランスで。スイング中に右足に体重を移動させ、インパクト時に左足に戻します。続いて体の向きですが、肩、腰、足のラインをターゲットラインと平行に保ちます。
続いてアイアン(ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアン)。スタンスの幅はロングアイアン(3〜5番):肩幅程度。ミドルアイアン(6〜8番):肩幅より少し狭め、ショートアイアン(9番、ピッチングウェッジ):肩幅よりさらに狭め。
ボールの位置はロングアイアンは左足寄り、左足かかとからボール1個分内側。ミドルアイアンは中央寄り、左足かかとからボール2個分内側。ショートアイアン:ほぼ中央、左足かかとからボール3個分内側。これは必ずというものではなく目安に考えてください。
体重の分配はほぼ50:50のバランスを保つ。ショートアイアンではやや左足に寄せても良い。体の向きは肩、腰、足のラインをターゲットラインと平行に保つ。
ウェッジ(サンドウェッジ、アプローチウェッジ)はスタンスの幅は肩幅より狭めに取ります。ボールの位置は中央寄り、もしくは少し左足寄り。状況に応じて調整。体重の分配はやや左足寄り。6:4に体重をかける。これにより、クリーンにボールを打ちやすくなる。
体の向きは、肩、腰、足のラインをターゲットラインと平行に保つ。
クラブの番手によってアドレスを適切に調整することで、各クラブの特性を活かし、正確で効果的なショットが打てるようになります。練習を通じて、各番手における最適なアドレスを体に覚えさせることが重要です。また、プロのコーチにフィードバックをもらいながら練習するのも効果的です。